ここ最近、35歳前の女性の婚活相談が本当に多いです。
今までは30歳前に焦っての駆け込みは多かったのですが、最近は35歳前でのかけこみも目立ってきました。婚活スタートにはかなり遅いと言わざる得ません。
30歳前で婚活を始めると、なんとか32歳ぐらいまでに成婚卒業していくので良いのですが、35歳前はよほどの決意や前のめりでないと厳しいのが現実です。なのに危機感は30歳前の女性より「ない」のです。
婚活女子35歳の壁は待ったなし!30歳の壁より高く、悩みは深い。
ちなみに35歳で結婚できる確率ってどれぐらいだと思いますか?
検索で「35歳結婚」の入力で、「35歳結婚できる確率」がご丁寧にも出るぐらいなので、おそらく検索も多いのでしょう。
ハピアの結婚アドバイスは時々厳しいかなと思うこともあるのですが、現実の数字ほど厳しいものはありません。35歳以降に5年以内に結婚できる100人に13人、10人だと1人、と言わざる得ないのです。
この元になっているデータは5年に一回の国勢調査なので、ほとんど統計が発表される頃にはもう数年前のデータの古い情報です。
今、出回っている2015年のデータは2014年までのデータで作られています。次回は2020年の国勢調査です。この過去5年、晩婚化に歯止めがかかっているどころか、肌感覚で結婚年齢は上がってきています。
初婚率も2014年では30~34歳女性は30.94%で、35~39歳は13.33%でしたが、ハピア予想としては今はすでに30~34歳は30%は切り、30~39歳は10%切っていても不思議ではありません。
20代後半で焦るのは健全でまだ希望はありますが、34歳や35歳は待ったなしの崖っぷちです。
もちろん男性も年齢が上がると同様に厳しいものです。ただ男性は収入が上がると可能性は見えてきますが、女性は年齢が上がっても収入が上がっても婚活的には全てマイナスに働きます。
キャリアと出産をどう考えるかで35歳婚活の行方は決まる
35歳でまだキャリアを優先して、できれば結婚もしたい程度の婚活なら厳しいことがお分かりだと思います。
本気で結婚や出産も含めて、決めに来ているライバル女性は一旦、キャリアを捨てたり、中断しても結婚をしたい、子供が欲しいと思って行動する人は本当に決めていくものです。特に、職業上不安定な女性は本気度が違います。
どうしてもキャリアで自己実現を果したい気持ちがあるのであれば結婚を焦らなくても良いのかもしれません。
ただ出産できる年齢はどんなに医療や社会が変化しても限度もありますし、妊活においても猶予はありません。自分のキャリアや出産などの優先順位を判断の時にしっかりしていないと婚活に突入しても混乱してしまいます。
結婚や相手に多くを求め過ぎない
年齢やキャリアを積んでいる女性は、相手に求める条件もかなり厳しいです。
・自分より収入が低い人は考えられない。
・自分が仕事を辞めても生活レベルを下げなくても良い収入。
・学歴や出身校は自分より上が良い。
・今の仕事、家族、友人関係が続く環境。
それらを踏まえた上で、優しい人とか、こまかくない人とか、家事に協力的とか、太っていないとか・・・きりはない世界です。35歳を前に外見的なイケメンを望む人は収入を望む人より幼稚な印象をぬぐえません。
条件でいうと若い女性の24歳や25歳と変わらないのです。
もっといえば、あなたの希望条件のそろった男性が24歳の女性と34歳のあなたとどちらを選ぶかよくよく考えましょう。あなたとぜひ結婚したいと選ばれる「あなた」ですか?
ハピアが条件として許容できるなと思えるのは、
・価値観の一致、もしくは理解ができる。
・一緒にいて違和感を感じない。
・安らぎがある。優しくなれる。
・夢や家庭のイメージが描ける。共感できる。
・話しをして楽しい、あるいは沈黙も苦にならない。
などです。
条件は変わる。変わらないものに惹かれると夫婦関係は最強
どんな高収入のサラリーマンでもリストラにあったら、先は見えません。また収入が大幅に減ることだってあります。経営者でもそうです。病気や事故、家族関係の変化などなど、何もない結婚生活はあり得ません。
病める時も健やかな時も・・・ではないですが、色々なことが人生起きても、この人なら乗り越えて行けるかなとお互い思えることが大事です。
特に35歳が見えてくる年齢であれば、お相手の人柄が良ければ、お相手が良ければ結婚に進んでいくことです。この時期にご縁が少ないと生涯独身の確立がぐっと上がります。
「人柄重視であとはお互い協力していく」と思えて、やっと結婚が現実的になるのです。条件はお互い変わります。条件ばかりで判断するよりお互いの変わらない長所や個性を見極める目が大事です。特に人格的に尊敬できる関係性が築ければ最強です。
婚活がスムーズな人は年齢に関係なく円滑な家庭を築く
ハピアは本気で結婚したい人には本気で応援して、ほとんど成婚してもらっています。
ただ正直、そこまで応援できない人は残念ですがご自身で努力してもらうスタンスです。
私は決して希望条件や夢を諦めろといっているのではなく、本当にあなたにとって幸せな条件ですか?で婚活を勧めています。また本当に結婚したいのならで婚活を進めています。
どうしてもこだわりが強い方は結婚生活も難しい前に、やはり成婚まで至りません。婚活がスムーズな人は結婚後も円滑な家庭を築くことが多いのです。
逆にいうと婚活で苦労する人は結婚も家庭も難しいかもしれません。一言でいうと我が強いタイプです。
自分を知って縁結びの女神を味方につけよう!
我が強いタイプの人はアドバイスもお相手の気持ちも理解してもらえません。
希望条件にこだわり40代の男性を紹介すると「もういいです。条件の合う年下の人でいいのでご紹介下さい」と平気でいってくるのです。まるで「パンがないならケーキ下さい」と言われているようで本当に残念なものです。
条件の良い年下の男性にご紹介できるレベルではないとハピアの信用問題にもなります。どうしてこんな女性を紹介するのですか?ってなもんです。現実は厳しいのです。
婚活は自分自身の自己客観視が進まないと永遠に婚活難民になります。自己客観視が進むと縁結びの女神は逆に花びらをふらして応援してくれます。35歳前に自分を知ることが結婚の近道です。
決まるとスピード婚できる年齢ですので、頑張りましょう。